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「自動車の希望番号 解説①」希望番号はなにを希望する!?
きずなチャンネル パート6
行政書士法人きずな神戸の梅本です。
本日は希望番号についてのお話になります。
希望番号の制度が始まってから期間が経っていますのでみなさんよくご存じかと思います。
自動車の登録番号を好きに選ぶことが出来るという制度になっています。
この希望番号ですがなんでも好きに選べるというわけではないです。
今日の話は希望番号はどういった制度なのかというお話をしていきます。
まず、自動車登録番号の仕組みについてお話をしていきたいと思います。
自動車の登録番号ですが、4つに分解されます。
1つ目に「管轄地名」
2つ目に「車種分類」
3つ目に「かな」
4つめに「番号」となっています。
この4つ目の「番号」を好きに選ぶことが出来るというものが希望番号という制度になっています。
「管轄地名」「車種分類」「かな」を好きに選ぶことは出来ず、
数字だけを選ぶことが出来る制度になっています。
選べる数字ですが1~9999まで選ぶことが出来ます。
3桁、2桁、1桁の数字は先頭に0が入るのではなく、
「・・・1」のような番号の表示になります。
4桁の数字を選んだ時だけ2桁と2桁の間に「-」が入ります。
希望番号を選んだ方は好きな番号を選ぶことが出来ますが、
希望番号を選ばなかったときは初めからナンバープレートが用意されていて、
番号の若い順に自動的に割り当てられることになります。
昔はこれしかありませんでした。
実際に車検証をもらうまでわからなかった番号を希望番号の制度によって、
事前に決められるというスタイルに変わりました。
この番号ですが、縁起がいい番号、不吉な番号、語呂合わせがある中で、
そういった番号を事前に決めることが出来るということで不公平感はなくなったかと思います。
私も仕事をさせてもらっている中で何でもいい番号の時に、あとでこの番号はイヤだったといわれることもありましたので、
事前に希望番号を決めておいて欲しいと思います。
今、車屋さんなどで購入されるときは希望番号を勧められると聞いていますので後から番号を変えることがないようにされているのかと思います。
事前に好きなナンバープレートを選べるようになりましたのでみなさん幸せな気持ちでナンバープレートが交付されるということになるはずだったのですが、
便利になることもあれば不便になってしまうこともあります。
この不便になる点に関しては次回させてもらいたいと思っていますので、
希望番号の注意点をみなさん知っておいてほしいと思います。
希望番号が始まったのは1999年5月になります。
軽自動車の希望番号は遅れて、2005年1月からスタートしています。
今では番号を選ぶだけでなく絵の入った図柄入りのナンバープレートを選ぶことが出来ます。
図柄入りのナンバープレートを選びたい方は必ず希望番号を取ることになっています。
この図柄ですが2022年の4月から始まった、花がきれいに咲いているタイプの全国版の図柄入りのナンバープレートは、
街中でも見かけるようになりました。
地方限定の絵が入っているタイプも地方限定の図柄入りプレートです。
また、ご当地ナンバーという新たな地域名の表示を2025年をめどに追加したいと募集がかかっています。
新たな地域名が増えるということは新たに絵の入ったナンバープレートが追加されるということですので楽しみにしたいと思います。
次回は先ほど申しあげた希望番号の申し込みに関する注意点をお話していきます。
この注意点を抑えていただいて自動車登録で困らないようにしてもらえたらと思いますので次回もご視聴の程よろしくお願いします。
ご視聴ありがとうございました。